西暦二千十七年十月二十五日

雨、曇、晴間。気温低し。例のごとく何もしていない。

 

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出先で傘を失い、傘を得た。画像はとくに関係ないです。

 

雨の日ということで Toe を聴いていた。リンク貼るのはたるい、アポームジクにはある。そういや一ヶ月前の春にサクラだかモモだか咲き乱れる公園で友達百人集まり登山をしておむすび食べながら義兄弟の契を交わそうということになった。娯楽はもうほとんどが配給制になって、家族は多いほうがお得になる、みんな金がないのだった。契を交わす方法は古式ゆかしく同時に盃を干すというもので、これが問題になったのだが誰が誰の兄分で弟分なのか注ぐ酒の嵩がそのまま序列となる。問題というのは人間関係これ複雑であるということで、Aを兄と慕うBがいて、Aの兄分はCなんだけど、CはBに頭が上がらない、とかそんなような事態のよくあることだった。仕方がないのでとりあえず百人全員で試してみっかということになり、読者諸賢はすでにお気づきのことであろう、100 の順列を試すうちまずあんなに咲き誇っていた花びらが消え、次第に暗くなり、辺りはおそろしく冷えてきた。メモに使う物質が宇宙から払底したのだった。宇宙じゅうの原子を集めても 10^80 個にすぎない。時間だってべらぼうにかかって、うかうかしていたら宇宙が何度か終わって始まり今に至る。

 

ひどく疲れるのはそのせいなのか。

 

明日に続く。