西暦二千十八年三月一日

いい日 カービィ

 

暖かく、とにかくいい日だった。人生最良の日に数えられるほどで、温暖であるという以外特に現世的な理由がなかったところも好ポイントです。

 

産まれてこのかた意識のあるときは体のどこかしらが痒むことに気づいた。よく発狂しないものと思うが、実はもうすでに、いやそんな簡単には。

 

生きて動いている鳥を見ると条件反射のように憎しみが溢れてくるのにも思い当たる節はないのだった。